2021年2月3日に行われた臨時評議員会で、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視と取れる発言をしたことが話題になっている。
森氏は、日本オリンピック委員会(JOC)が女性理事を増やす方針を受け、
「女性理事を選ぶっていうのは文科省がうるさく言うんです。だけど、女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる。」
「女性っていうのは競争意識が強い。誰か一人が手を挙げて言われると、自分も言わないといけないと思うんでしょうね。それで、みんな発言される。」
「私どもの組織委員会にも女性は7人くらいおられる。みんなわきまえておられて、みんな競技団体のご出身で、国際的に大きな場所を踏んでおられる方々ばかりですから、お話も的を射たご発信をされて非常にわれわれも役立っている。」
などと発言。世界メディアはこの発言を伝え、批判した。
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Twitterの反応
「#わきまえない女」
こうした発言を受け、Twitterでは「#わきまえない女」がトレンド1位に。
「#DontBeSilent(黙らないで)」
また、海外の大使館からは「#DontBeSilent(黙らないで)」というハッシュタグと共にこんなアクションが。
抗議の署名活動
抗議の署名活動も開始された。
「NO YOUTH NO JAPAN」の能條桃子さんや「#なんでないのプロジェクト」の福田和子さん、VoiceUpJapan代表の山本和奈さんらが立ち上げた署名(136,524 人賛同 2021.2.8 21:00現在)
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各界からの緊急声明
日本スポーツとジェンダー学会
新日本婦人の会中央本部

【抗議文】森喜朗東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の女性蔑視発言に強く抗議し、即刻辞任と五輪中止を求めます - 新日本婦人の会中央本部
新日本婦人の会は2月4日、【抗議文】森喜朗東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の女性蔑視発言に強く抗議し、即 …
日本婦人団体連合会
石原都知事の女性差別発言を許さず、公人による性差別をなくす会
一般社団法人ホワイトリボンキャンペーン・ジャパン