山田真貴子内閣広報官が菅総理大臣の長男らから接待を受けたとする問題について、2月24日のぶら下がり取材では菅総理大臣は「女性の広報官として期待している」として山田真貴子内閣広報官の続投の意向を示していたが、一転、辞職する運びとなった。山田真貴子内閣広報官が辞職したことを受け、菅総理大臣は3月1日会見を開いた。
3月1日の会見で、菅総理大臣は記者から殊更「女性」であることを強調したことについて問われると、「正に、女性のきめ細かさとか、あるいは、日本の官僚に女性の数も非常に少ないですし、そうした女性として働いてきた、そういう経験もあります。行政にも長けています。そういう形の中で期待して登用させていただいた、そういうことです。」とジェンダーバイアスを助長する回答をした。
内閣官房での不祥事に際し、「女性」を強調する意味については、BBCの以下の動画を参考にしたい。