「#就活セクシズム」会見 1万5000筆を超える署名が集まる

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就活マナーにおける、男女二元論や性差別を指す「#就活セクシズム」への反対署名運動をする「Smash Shukatsu Sexism」が5月17日、1万5000筆を超える署名とともに、提出に先立つ記者会見を行いました。

就活マナーに苦しめられた経験から署名運動に

「Smash Shukatsu Sexism」は代表の水野優望(ゆみ)さんを中心に、会社員や現役大学生ら約10名の市民グループ。水野さんは体の性別は女性だが、自らのジェンダーアイデンティティーは男性でも女性でもないXジェンダーだとしています。一律に押し付けられれる「女性らしさ」を規範とする就活マナーに精神的に苦しめられ、就活を断念した経験から、就活マナーに問題意識を抱いていたとのこと。2019年におこった石川優実さんが発信する「#KuToo」の運動をサポートする中で「普通の人が運動をしてもいいんだ」と感じ、背中を押される形で自身の経験をもとに「#就活セクシズム」の署名運動を始めました。

署名では、「極端に男女に二元化した就活マナーの押しつけをやめること」と「性別に基づいた規範を押し付ける性差別的マナーをやめること」を要求しており、提出先は大手スーツ販売店や就活情報サイトの運営企業、また高等教育機関も検討しています。会見の中で、本来ガイドラインや安心のための就活マナー指南が、逆に個々のジェンダーアイデンティティーを侵害し苦しめることになっていることや、社会全体で作り出している性差別の問題を自己責任論に責任転嫁するような風潮についても言及しました。

「無回答」で責任回避する企業

団体は巷にあふれる就活マナー指南を検証し、出版社や企業へ抗議文や要望書を提出してきたそうです。企業によって反応は様々で、出版社は実際の改善につなげるような前向きな反応が多いものの、スーツ販売店は「回答ナシ」が多いそうです。

署名提出のため各社にアプローチしたところ、「洋服の青山」の青山商事株式会社は窓口を聞いても「回答できない」と返答。また、「紳士服のコナカ」の株式会社コナカは担当者が「コロナ渦で業界は苦しい。我々(コナカ)は価値観を提供していない。価値観は採用企業が提供している。いじめないでいただきたい」等と回答したとそうです。

署名は5月23日(日)でいったんしめきり、順次提出予定とのこと。

▼署名サイトはこちら

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